さて、ページランクを上げるのはなかなか難しいことですが、今度は本当にごく簡単なちょっとした工夫についてお話ししましょう。検索エンジンが検 索結果を表示する上で最も重視するのが、そのページのタイトルです。ページのタイトルに検索されたキーワードが含まれていると、検索エンジンのヒット率は とても高くなります。で、私は、blogは検索エンジンと非常に相性がいい、と書きましたが、これはblogが一つの記事を一つのファイルとして保存する からです。一般のホームページでは、例えば、「Macでページランクを調べる方法」というタイトルで一つのファイルを書くことはないと思います。なぜなら あまりにもテーマが小さすぎるからです。もし書くとしたら、「MacでGoogle検索エンジン対策」とか、あるいは「各ブラウザでページランクを調べる 方法」といったタイトルのファイルになるはずです。「Macでページランクを調べる方法」はあくまでもそのページの一つのトピックとしてしか扱われないで しょう。blogの場合は、「Macでページランクを調べる方法」でも一つのファイルとなりますから、ファイルのタイトルもこのようにきわめて限定的なも のが可能になるわけです。
このように、検索エンジンはそのファイルのタイトルを最も重視し、blogではこのタイトルを記事のタイトルとして自由に指定できるわけですから、検索エンジンからのアクセスアップを狙うには、記事のタイトルに十分配慮する必要があります。
・できるだけ特殊なキーワードを使う
例えば、私は、「「歌に誘われて」井上陽水(西鉄バスCMソング)のCDが福岡限定発売」 というタイトルの記事を書きました。この記事で私は、西鉄バスのCMソングに使われている井上陽水の歌が今度CD化され、福岡で限定発売される、とてもう れしい、といったことを書きました。この内容の記事に対するタイトルとしては、例えば、「井上陽水の歌がCD化されてうれしい」とか「あのCMソングがつ いにCD化!」とか、もっと単純に「今日うれしかったこと」とかいうタイトルにすることも可能です。記事にどんなタイトルをつけようとその人の勝手なので すが、もしあなたが検索エンジンからのアクセスアップを期待しているのなら、こんなタイトルでは十分な効果を期待できないでしょう。この3つのタイトルに 共通する欠点は、キーワードが一般的すぎることです。「井上陽水の歌がCD化されてうれしい」と「あのCMソングがついにCD化!」のタイトルに含まれて いるキーワードは、「井上陽水」、「歌」、「CD化」、「CMソング」です。さて、西鉄バスのCMソングに使われている井上陽水の歌が今度CD化されるこ とについて調べている人が、こういったキーワードを使うでしょうか。もしかすると使うかもしれませんが、私が調べる立場であれば、まず「井上陽水+西鉄バ ス」で調べると思います。あるいは歌のタイトルをすでに知っているなら、「歌に誘われて」というタイトルだけで調べるかもしれません。調べる方は決して一 般的なキーワードでは検索しません。そんな言葉で検索しても探している情報が見つからないことは目に見えているからです。したがって、記事のタイトルをつ ける際にも、できるだけ、特殊なキーワード、この例の場合ですと、「西鉄バス」とか「歌に誘われて」などを必ず含ませる必要があるのです。そういう意味で は、「今日うれしかったこと」というタイトルは、検索エンジンからのアクセスアップを狙うという意味では、最悪のタイトルだと言ってよいでしょう^^。
・キーワードアドバイスツールを使って、検索されやすいキーワード、複合語をチェックする
今あげた例だと、タイトルに悩むことはないと思います。とにかくできるだけ特殊なキーワードを使えばいいのですからね。次の例は、私もちょっと悩みました。私が最終的につけたタイトルは、「早寝早起きのコツ:ダイアルタイマー(ナショナル)を購入」 です。もともとのタイトルは、「ダイアルタイマーを購入」でした。どういう内容の記事だったかといいますと、早寝早起きをするために、ダイアルタイマーを 購入した、という話です。先ほどの例の場合は、できるだけ特殊なキーワードをタイトルに含ませるというのが一つの基準でした。その基準に照らせば、今回の 記事は、「ダイアルタイマー(ナショナル)を購入」でいいように思えます。「ダイアルタイマー」は十分特殊なキーワードですから。さて、どうして、あえて 「早寝早起きのコツ」というどちらかというと一般的なキーワードを一番左に加えたかといいますと(検索エンジンは左《文章の始め》に書かれている言葉をよ り重視します)、「ダイアルタイマー」で検索する人がごく少数であるのに対して、「早寝早起き」で検索する人はそれよりずっと多いからです。
こんなことがどうしてわかるかといいますと、実は、キーワードアドバイスツールと いう便利なサイトがあるからです。このサイトではあるキーワードがどのくらいの回数、検索されたかを調べてくれるのです。「早寝早起き」を入れると、 2004年2月にはこのキーワードが、404回検索されたと知ることができます。一方の「ダイアルタイマー」だとわずか14。どちらが検索エンジンからの アクセスが期待できるかは一目瞭然ですね。本当は「早起き」だけだと2324件もありますから、「早寝早起き」よりこっちの方がいいのですが、現在この記 事は「早起き+コツ」でもGoogleで1位(1万2300件中)に表示されますので、このままにしています。もちろん、「早寝早起き+コツ」でも1位で す(922件中)。
キーワードアドバイスツールは、 さらに、あるキーワードがどのようなキーワードと一緒に検索されるかも教えてくれるので、blogの記事タイトルを考える上では欠かせないツールです。ち なみに、「方法」とか「コツ」とか「とは」といったキーワードはよく使われますので、内容がそういうことを書いてある場合は、できるだけタイトルにも使っ たほうがよいでしょう。